9/8

ずーっと本読んでた。

medium読了

心配が杞憂で、裏切られたと思いきやまた裏切られる展開でした。二回目の裏切りは良い方向です。これが城塚翡翠のやり方かと思いました。

霊媒探偵ということで倒叙型で推理していく形でした。香月さんは探偵、翡翠は結論を与えて、香月さんに論理を展開してもらう話でした。これで完結するならミステリとしての面白さ、オリジナリティがないなと思いました。

が、最後に急展開でした。翡翠ちゃんの弱弱しさから殺人鬼に殺されるかと心配しましたが、それは仮の姿でタイトル?にもあったように城塚翡翠霊媒探偵で探偵としての才、役を務めることができるのです。

読み終わった感想としては翡翠の推理シーンは最後だけだったので「城塚翡翠とは」と言うのを読者に伝える作品だったと思います。なので霊媒探偵城塚翡翠の物語の序章に過ぎず、いうなればエピソード0だと思います。

最後の方にクローズドサークルが得意と言っていたのでそこでの活躍が楽しみです。
あと、探偵役はワトソン役を欲するのだなと思いました。

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